中高年の男女の結婚に関する考え方の今とむかし
「中高年での再婚だからこそ、今後のお互いの生活について、
率直に話し合っていく必要があります！」中高年ともなると、経済面での不安や身体の衰えを実感したり、
今後でてくる介護の不安などもあるでしょうね。
そのために、この先一人でいることが不安だと感じて、
心と生活の安定を求めるようになります。
安定を求める気持ちは、若者よりも中高年の方が根強いと言えるでしょう。
また、再婚同士の男女なら、今度こそ離婚せずに生きたいと考え、
お互い仲の良い結婚生活を送りたいと強く思うようになります。
なので、相手への思いやりや気づかいの気持ちも生まれてきます。
今度は、以前のように自分だけ言いたいことを言い過ぎて、
取り返しがつかないようなこともなくなるでしょう。
つまり、人生経験によって自己学習したということです。
その一方で、 昔とは違い、再婚願望のない男女が増えてきているそうですね。
独身結婚歴なし、あるいは離婚後子どもが自立して経済的に困ってない女性は、
「何のために再婚したいの？」という意見も少なくありません。
女性の生活スタイルが広がった事も、再婚を止まらせる一端なのでしょうか。
「いい歳した大人の世話なんか何でしたいの？
そもそも何のために再婚するわけ？
家事全般もちろん出来るし、裁縫も出来るしDIYさえもやれます。
男性でも料理もやらない人なんて論外ですね。」という女性。
男性の場合も、わざわざ結婚して妻をもらわなくても、
今の時代は、「衣・食・住」に関して何も困らないですよね。
家事も家電の進化やコンビニ・スーパーの増加などによって、
不自由なくやっていけます。
統計的に言うと男性の方が収入が多くて、経済面で頼る必要がない。
まだまだ体力にも自信があるという男性も多いです。
さらに言うと、男性は女性より寿命が短く、健康寿命との差が少ないこともあげられます。
つまり介護を必要とする場合が女性に比べ少ないということです。
自分１人でもやっていけるだろうという考えている訳ですね。
中高年の場合は、今さら面倒だという気持ちが
若い人に比べて強くなっているんじゃないですかね。
自分の趣味に生きてる男性も多いようです。自分のお金なので、全部自由に使えますからね。
再婚のメリット・デメリット
自分が若い頃なら、勢いだけで結婚も出来たと思うけど、
中高年ともなると、お互いの子供のこと、親の介護や相続、家の様々な問題などが面倒になってくるわけです。
考えれば考えるほど面倒なこと多すぎます。
再婚となると問題になるのが、
結婚までのやるべき事諸々 それぞれの親への紹介 結婚式 子供は成人しているのか 住居購入 親との関係 親の介護 親戚付き合い お互いどちらかの介護 相続などの問題 お墓の問題その上で、今後結婚生活が上手く行くかどうかは分からない・・・
問題点は乗り越えられるのか？
「50歳を過ぎて、今さら結婚する必要ってあるの？」
「また、一から彼女を作るのって、この年になると面倒で・・・。」
「プロポーズってどうやるんだったかなぁ・・・。」
メリットとデメリットで考えてるとリスクが高すぎると感じる中高年は多いでしょう。
男女お互いに子供のいる場合、自分が死んだ後の相続の問題が複雑ですし、
初婚同士のようには簡単じゃないでしょうね。
実際、独身でいたいからこそ、その年齢で独身なのかも。
でも、お互いにニーズのあった男女なら老後の設計もできるかもしれません。
数は減りますが、中高年でも初婚の男女なら結婚願望も強いでしょう。
結婚はせずにおつき合いのみを希望される方も多いです。
相続や介護を始め入籍すると面倒な問題がいろいろあって、
負担が多すぎて結婚までは考えられないということです。
自分の都合だけじゃ・・・
では、再婚したい男女は何で再婚したいのか？
そもそも結婚っていったい何なのか・・・？男性の場合、身の回りの事がまったく出来ず、
出来たら料理や掃除をやってほしい・・・。
女性なら、老後は１人じゃ淋しいし不安だから・・・。
好きな人と二人で気楽に過ごせるだけならいいんだけど・・・。
初婚の中高年なら子供が欲しいかもしれませんが、
女性は40歳を超えると、出産出来る可能性は低くなります。
子供を持てないんだったら、あえて婚姻関係に縛られたくはない、
という考えにもなるでしょうし、だったら結婚せずに、
いつでも他に気になる女性が出来れば乗り換えることも簡単でしょう。
自分の子供を望む男性なら、年収が高ければ、
たとえ男性が５０代であっても、３０代女性でも声が掛かります。
損得しか考えなければ・・・
男女の結婚したい理由は？
家事が全く出来ない 親の介護が必要 経済的に一人は厳しい 老後が寂しい(還暦を過ぎたら同居人がほしくなるかも)自立した女性なら家事が全く出来ない男は選ばないかも？
再婚するメリットは少なく、デメリットがたくさんあります。
そもそも縛られたくないでしょうしね。
損得で結婚を考え出したら、そうなるでしょうね。
お互いに依存はしない対等な立場なら、再婚する必要はないのでは？
何で再婚したいのか？なんでまた結婚を求めるのか？
女性は、今更男性の世話なんて本気で考えているのでしょうか？
結婚する本当の意義とは？
「恋人じゃだめですか？」
「幸せな再婚って何でしょう？」
再婚という形をとらずに「茶飲み友達」的な関係じゃだめですか？
離婚経験者のあなたなら、もしかして結婚には不向きだという自覚はないですか？
いっそのこと、友達たちと楽しく気楽に生きるっていう選択もあります。
確かに幸せな再婚生活を送っている中高年の男女もたくさんいます。
ただ、そういう男女は、お互いに支えあって生きています。
たとえば、女性が男性の親の介護をしてくれるのならば、
男性は家事をすすんでするようにしています。
男性に持病があれば、女性も男性のように力仕事もするといった具合に。
女性の場合、どうしても男性よりも女性の方が損をしているように考えがちですが、
実際に夫婦関係が上手くいっているのは、女性が男性を支えてる場合です。
やはりそこには、「まず愛情ありき」です。
年齢には関係なく、要するに相手に選ばれる様な人であればいいわけです。
そうすれば、たとえ何歳であっても異性からの需要はあると思うのです。
あなたのことが心から好きなら、損得や煩わしいことも関係なく
ただ結婚したい。それだけだと思います。
たとえどの年代であっても、良い再婚をしたいのなら、
出会いを作りましょう。まず、友達・知人をたくさん増やし、
もし良さそうな人が見つかったら紹介してもらいましょう。
中高年は、とにかく絶対数が少ないのだから、
その中でいい出会いをしたいのなら、輪を広げましょう。
特に働いてる人と知り合いましょう。
女性との出会いが難しい業界の人なら可能性高いです。
理想の人とまではいかなくても、どこか一つ大好きなところを見つけましょう。
高収入は魅力ですが、理屈は抜きでも一緒にいたいから結婚するわけです。
経済的損失とか言っているうちは、再婚は難しいでしょうね。
最後に
再婚を損得だけじゃなく、本質的な部分で考えてほしくて、
いろいろとマイナスイメージ的なことを言いましたが、
あなた自身に、再婚ということを改めて考えてほしかったのです。
どうか、！あなたに良い人との出会いがありますように。
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